【1日目 中国広州へ】
朝一で実家の蒲郡へ愛犬を預けに、月と朝日が余りに綺麗でした。母に見送られ、名古屋を経ちました。
ニュージーランドは大変親日国で日本と同じ島国である。広大な自然の中、農業の盛んな国でもあり、動物愛に溢れた国でした。今回のニュージーランドの旅の目的は二つでした。子供の為に。そして平和の祈りの為に。私は果たしてその二つの目標を達成出来ただろうか?ニュージーランドへ入る前にもいくつかの課題があり、乗り越えなければならなかった。それは、自分の中で立てた目標でもあり、強い意志を持ってこそのものでした。ニュージーランドでも、娘の住んでいる地域は南島のクライストチャーチというところ、以前、地震のあった地域でもあり、入る前に福島に行き祈りを捧げてから、入ろうと思った。3月10日に福島入りさせて頂きました。何故か、その後、クライストチャーチでテロ事件が起き、娘の安全をかなり心配しましたが、犯人が捕まり安心し、ニュージーランドへ向かう決意で決行しました。
ニュージーランドへ向かう途中、息子にも是非中国を見せたいと、中国経由で向かいました。
ニュージーランドへは成田からは、オークランド経由でしか、クライストチャーチに入れませんが、中国の広州からクライストチャーチに直接入れたからです。広州に着く前に、上海での立ち寄りもありますが、長時間飛行より、良いかと判断した為です。何よりも息子と初めての中国で、色んな体験が出来たことが何よりでした。
広州に、着くなりタクシーに乗車しましたが、空港から市内までは1時間以上もありました。タクシーの運転手さんは殆ど英語が通じませんので、苦労しましたが、宿に何とか到着致しました。夜は飛行機の中で友人になった方に教えてもらった広州の夜景を見に行きました。
あまり治安が良くなさそうでしたから、安全な為にちょっと高級そうな中華へ入りました。息子と初のディナーでした。息子は貝が食べたいと申し、貝が出て参りました。私はお肉と生姜づくしの逸品でした。肉以外、全部生姜だったのです。
雨が降る中、広州の夜景を観て宿に着きました。
翌朝はホテルの朝食は大変豪華でした。食は広州にあると言うのがわかりました。広東料理の麺や飲茶、パンやフルーツが沢山並べられいました。
翌朝は朝一番で広州動物園に行きました。宿のすぐ側かと宿を取りましたが、中国はなんと広いかとタクシーで向かいました。動物園もかなり、広くパンダを探すのに苦労しました。
日本の様に人集りもなく、空いていました。そして、飛行機がその夜の12時過ぎだったので、昼過ぎに新幹線を予約して広州南駅から新幹線で小桂林へ向かいました。いま、思えば、朝一で行けば良かったですが、2時間半新幹線に乗り、20元に描かれている、水墨画で有名な桂林です。一目見たかったから、行きましたが、あまりにも時間が無くて、川下りは出来ませんでしたが、七星公園に行く事が出来ました。新幹線の中から、また町中にカルストの岩が沢山ありました。
桂林は漓江の舟下りは出来なかったもの、水墨画で有名な桂林の町をそして北斗七星の配置である、唐からの時代の有名なお寺のある、七星公園へ向かいました。七星公園は桂林市最大の総合公園で、漓江の東岸にあり、七星山にあることからこの名が付いた。七星山の七つの峰が北斗七星のように聳え立っている。七星公園をつかさどるのは普陀山で、その山腹には有名な七星岩がある。
七星公園は典型的なカルスト地形の景観をなしていて、隋唐時代には七星岩は既に景勝の地であった。
桂林の町には至る所にカルスト地形の岩が見受けられ、暮らしの中に絶景と共にある事が感じられた。いつか、漓江下りをして、ゆっくりしたいものです。
桂林の町の中に沢山の岩がそびえ立ち、その中に街がありました。岩と街が一体化している感じでした。いつか、川下りをしたいと思いながら、七星公園を散策しました。素晴らしい景観を観て、雨の中の桂林を堪能しました。苦労したのは、チケットを引き換える場所を探したり、チケットを間違えて買ってしまったので、其れを伝えるのに一苦労しました。今では良い経験になりました。
屋台で飲茶とトウモロコシを買いましたが、トウモロコシが余りにも硬くて食べられませんでした。
中国のおにぎりも買いましたが、なかなか、具が大きくて美味しかったです。
駅に売っていた鴨を買いました。
これがまた絶品でした。
何を買っても日本とは違う味がしたのは、やはり中国へ来たと実感しました。また、桂林から、約3時間新幹線に乗り、広州南に帰ってきました。広州南駅は大きいのに、銀行もなくて、両替に苦労しました。案内所でご紹介頂きました。いざとなったら、身振り手振り、あと、中国は筆談で何とかなりました。何でも出来てしまいます笑
広州南駅なら、空港までは約1時間。タクシー乗り場はごった返し、並んで居たら荷物引き換えに間に合いません。仕方ないので、声を掛けてきた方を信じて、息子と二人で交渉して、何とか、間に合いました。無事に到着し、飛行機に乗れた時は、これで、ようやく、娘に会えると安堵いたしました。
名古屋から上海までが2時間、上海の乗り継ぎは90分、上海から広州までは2時間半、広州での乗り継ぎに大分時間があったので、一泊しました。
広州からクライストチャーチまでは約10時間の飛行時間でした。機内食は中華でした。
名古屋は朝一で経ち、広州は夜中に経ったので、時差ボケは無く、クライストチャーチに着きました。機内での食事は中国南方航空でしたから、殆どが中国料理でした。飲茶がおやつに出てきて、本当に美味しかったです。広州は広東語と中国語と使う人が分かれており、英語もわかる人は少なく中々言葉が通じませんでした。
食は広州に有りという言葉通り、広東料理の本場、流石、中国三大都市の一つでもあり、シルクロードの原点でもあり、発展した大きな街でした。広州ホテルでの朝食の豪華さに感動しました。中国料理をもっと堪能したかったです。
10時間のフライトを終え、クライストチャーチ空港に到着しました。
中国が、雨が降っていて寒かったので、クライストチャーチは暖かくて、ほんわかして迎えてくれました。空港には娘が待っていました。ここから、私のレンタカーの生活が始まりました。
クライストチャーチに着いて、レンタカーを運転したら、虹が迎えてくれました。
嬉しかったです。